SNSロゴ・アイコンの使い方|主要SNSの公式ガイドラインと注意点をまとめて解説

SNSロゴ・アイコンの使い方|主要SNSの公式ガイドラインと注意点をまとめて解説

SNSロゴ・アイコンの使い方|主要SNSの公式ガイドラインと注意点をまとめて解説

Webサイトや広告、営業資料、店頭POPなどでSNSのロゴやアイコンを使用するときは、各サービスが定めるブランドガイドラインを確認する必要があります。 色や形を自由に変更したり、インターネット上で見つけた画像をそのまま使用したりすると、公式ルールに反する可能性があります。 ここでは、主要SNSの公式配布ページと、ロゴを使用するときに確認しておきたい基本ルールを整理します。

この記事のポイント

  • SNSロゴは、原則として各サービスの公式配布データを使用する
  • 色・形・縦横比・余白などを独自に変更しない
  • SNSごとに最小サイズや背景色、使用許可の条件が異なる
  • キャンペーンや広告、商品パッケージなどでは通常利用とルールが異なる場合がある
  • 古いロゴを検索して流用せず、使用時点の公式ブランドページを確認する

SNSロゴを使用する前に知っておきたい基本

SNSのロゴやアイコンは、単なる装飾素材ではありません。 それぞれのサービスを識別するための重要なブランド資産であり、商標として管理されているものもあります。

そのため、「ロゴが必要だから検索して画像を保存する」「自社サイトのデザインに合わせて色を変更する」といった使い方ではなく、各SNSが公開しているブランドリソースやガイドラインを確認したうえで使用することが基本です。

1

公式データを使用する

検索結果や第三者サイトから保存した画像ではなく、各SNSが提供している公式ロゴデータを使用します。

2

ロゴを加工しない

色変更、変形、回転、装飾、影の追加、輪郭線の追加などは、多くのブランドガイドラインで制限されています。

3

必要な余白を確保する

ロゴの周囲には、文字や他のロゴを置かない「クリアスペース」「アイソレーション」と呼ばれる領域が設定されている場合があります。

4

用途ごとの条件を確認する

Webサイトへの掲載と、テレビCM・商品パッケージ・広告・映像作品などでは、必要な許可や条件が異なることがあります。

特に注意したいのは「以前使っていたロゴをそのまま使い続けること」です。
SNSではブランドデザインが変更されることがあります。新しく制作するWebサイト、資料、広告などでは、過去に保存したデータを流用せず、公式ページから現在配布されているデータを確認することが重要です。

主要SNSの公式ロゴ・ブランドガイドライン一覧

主要SNSでは、それぞれブランドリソースや公式ガイドラインが公開されています。 ロゴを使用する場合は、まず以下の公式情報を確認しましょう。

SNS 主な確認ポイント 公式情報
Instagram 公式グリフの使用、カラー、余白、名称表記、利用用途 Meta Brand Resources
X 現在のロゴ、ユーザー名との組み合わせ、投稿の表示方法 X Brand Toolkit
Facebook ロゴの色、クリアスペース、加工禁止事項 Facebook Brand Resources
YouTube ロゴ・アイコン、最小サイズ、クリアスペース、ブランド使用申請 YouTube ブランド関連情報
TikTok ロゴ・アイコン等の使用許可、公式アセットの利用 TikTok Design Guidelines
LINE アプリアイコン、最小サイズ、余白、加工禁止事項 LINE APP ICON GUIDELINE
LinkedIn ロゴ利用条件、ライセンス、クリアスペース、サイズ LinkedIn Brand Guidelines

ロゴデータをダウンロードできることと、すべての用途で自由に使用できることは同じではありません。 使用前にはダウンロードページだけでなく、そのページに記載されているブランドガイドラインや利用条件まで確認することが大切です。

Instagramのロゴを使用するときのポイント

Instagramのブランド資産については、Metaのブランドリソースで確認できます。 Instagramを示すグリフなどをWebサイトや広告物に掲載するときは、公式に提供されているデータを使用します。

名称やブランド要素も自由に変更しない

ロゴそのものだけでなく、「Instagram」という名称もブランド要素の一つです。 独自の略称に変更したり、自社ブランドと組み合わせて新しい名称のように見せたりすると、ブランドガイドラインに抵触する可能性があります。

  • 最新の公式ブランドアセットを使用する
  • ロゴの縦横比を変更しない
  • 公式ガイドラインで認められていない装飾を加えない
  • 使用媒体や用途によって許可が必要か確認する
Instagramを使ったキャンペーンやプロモーションを実施するときは、ロゴのデザインルールだけでなく、Instagram上のキャンペーンに適用される利用規約やプロモーションガイドラインも別途確認する必要があります。

Xのロゴを使用するときのポイント

Xでは、公式のBrand Toolkitから現在のロゴや各種ブランドアセットを確認できます。 過去に使用されていた旧Twitterの鳥型ロゴを、新しく制作するWebサイトや資料へそのまま流用しないよう注意しましょう。

投稿を紹介するときは、内容を独自に作り直さない

Xは、投稿を外部サイトなどで紹介するときのテンプレートや埋め込み方法も案内しています。 実在する投稿を掲載する場合は、文章の誤字を直したり、投稿の一部だけを書き換えたりせず、公式の埋め込み機能などを利用する方法が適しています。

  • 旧ロゴを新しい制作物に使い続ける
  • 現在のロゴを独自の形に変形する
  • 投稿内容を編集して実際の投稿のように見せる
  • 自作したSNS風アイコンを公式ロゴとして使用する

Facebookのロゴを使用するときのポイント

Facebookの公式ブランドリソースでは、現在使用するロゴの形式やカラー、クリアスペース、禁止例などが公開されています。

Metaは、Facebookロゴについて、公式ページから現在のデータを取得することを案内しており、検索エンジンなどから古いロゴや誤ったデータを取得して使用しないよう注意を示しています。

ロゴの見た目を独自に変更しない

Facebookのブランドガイドラインでは、ロゴの色変更、立体化、アウトライン化、ドロップシャドウなどによる加工を避け、完全な状態で使用することが求められています。

また、ロゴの周囲には一定のクリアスペースが設定されています。 SNSアカウントへのリンクを複数並べる場合でも、それぞれのロゴ同士を近づけすぎず、適切な余白を確保することが重要です。

YouTubeのロゴを使用するときのポイント

YouTubeでは、公式ブランドページでフルカラーのライトロゴ、ダークロゴ、モノクロロゴなどが提供されています。 掲載する背景に応じて、公式に指定されたロゴを使い分けます。

クリアスペースと最小サイズを守る

YouTubeでは、ロゴ周辺に確保するクリアスペースの基準が定められています。 ロゴを文字や写真などと近づけすぎると視認性が落ちるため、周囲には十分な空間を設けます。

公式ブランド情報では、デジタルメディアで使用するYouTubeロゴについて高さ20pxを最小サイズの目安としています。 印刷物にも別の最小サイズが設定されているため、使用媒体に応じて確認しましょう。

ブランド使用申請が必要になる場合がある

YouTubeではブランド使用申請フォームも案内されています。 単純なSNSリンク表示だけでなく、広告やパートナー施策、製品との連携などにYouTubeブランドを使用する場合は、掲載目的に応じた公式ルールを確認する必要があります。

TikTokのロゴを使用するときのポイント

TikTokの開発者向けDesign Guidelinesでは、TikTokのロゴ、アイコン、シンボル、デザインなどについて、事前の書面による許可なく使用できない旨が案内されています。

TikTokとの連携機能を開発する場合などには、公式に用意されたアセットパックを使用し、指定されたブランドルールに沿って表示する必要があります。

「SNSのロゴだから自由に掲載できる」と一括りに判断しないことが重要です。
同じSNSロゴでも、サービスによって利用許可の考え方や条件は異なります。

LINEのロゴ・アイコンを使用するときのポイント

LINEでは「LINE APP ICON GUIDELINE」が公開されており、公式アプリアイコンのデータと使用ルールを確認できます。

LINEのアイコンを使用するときは、公式配布データをそのまま使用し、変形や加工を避けます。 また、アイコンの周囲には他の要素を配置しないための領域が定められています。

  • 公式配布データを使用する
  • 指定された最小使用サイズを確認する
  • アイコン周囲のアイソレーションを確保する
  • 回転・変形・装飾などの加工を行わない

LINE公式アカウントへの誘導や、広告・販促物でLINE関連素材を使用する場合は、用途に対応したLINEヤフーの関連ガイドラインもあわせて確認すると安全です。

LinkedInのロゴを使用するときのポイント

LinkedInは、ブランドロゴの利用条件を比較的明確に定めています。 公式ブランドガイドラインでは、原則としてLinkedInとの既存の関係があり、BrandまたはTrademark Licenseを持つ場合のロゴ利用について案内しています。

ロゴを自社ロゴと一体化させない

LinkedInのロゴは単独で表示し、自社ロゴや別のグラフィックと一つのロゴのように組み合わせないことが求められています。 また、周囲には十分なクリアスペースを確保します。

LinkedIn公式ガイドラインでは、画面表示における「in」部分の最小高さとして21pxが示されています。 サイズを極端に小さくするとブランドの識別性が低下するため、指定値を下回らないよう確認が必要です。

SNSロゴで起こりやすい間違い

検索結果からロゴ画像を保存する

検索結果に表示される画像には、古いロゴ、第三者が加工したデータ、解像度の低い画像などが含まれることがあります。 ロゴが必要な場合は、検索画像を保存するのではなく公式ブランドページから取得しましょう。

自社ブランドの色に合わせて変更する

Webサイト全体をモノトーンにしている場合など、「統一感を出すためSNSロゴも同じ色にしたい」と考えることがあります。 しかし、公式が認めていない色へ変更するとガイドライン違反となる可能性があります。

丸や四角の枠に無理に収める

SNSアイコンを一覧表示するとき、すべて同じ形にそろえるために独自の背景や枠線を追加するケースがあります。 公式ブランド資産そのものを変更する加工に該当しないか、使用するSNSごとに確認が必要です。

ロゴを小さくしすぎる

多くのブランドガイドラインでは、ロゴの視認性を維持するため最小サイズが設定されています。 フッターや名刺など限られたスペースに複数のSNSロゴを並べる場合は特に注意しましょう。

古いSNSロゴを使い続ける

SNSのブランドデザインが変更された後も、過去に制作したWebページやPDF、営業資料、店頭POPなどに旧ロゴが残っていることがあります。 新しい制作物を作るタイミングだけでなく、既存コンテンツも定期的に確認するとよいでしょう。

企業がSNSロゴを使用するときの確認手順

SNSロゴを使用する際は、デザイン制作に入る前に公式ガイドラインを確認しておくと、制作後の修正を減らしやすくなります。

STEP 1 使用するSNSを確認
STEP 2 公式ガイドラインを確認
STEP 3 公式データを取得
STEP 4 公開前に再確認

1.どこで使用するのかを明確にする

Webサイト、SNS投稿、広告、チラシ、動画、テレビ、商品パッケージなど、ロゴを掲載する場所を確認します。 利用媒体によって条件が変わるケースがあるためです。

2.公式ブランドページを確認する

使用するSNSのブランドリソースにアクセスし、使用目的に適用されるルールを確認します。 特に、使用許可、最小サイズ、カラー、クリアスペース、禁止事項を確認しましょう。

3.公式ロゴデータをダウンロードする

PNG、SVGなど、各SNSが提供するデータの中から制作物に適した形式を選択します。 印刷物では印刷用データが別途用意されているケースもあります。

4.公開前にガイドラインと照合する

制作後は、ロゴの色、サイズ、余白、背景とのコントラスト、周囲の文字や画像との距離などを再確認します。 制作途中の調整によって、意図せずロゴが変形しているケースにも注意が必要です。

  • 現在の公式ロゴを使用しているか
  • 縦横比が変わっていないか
  • 独自の色に変更していないか
  • 影・縁取り・立体化などを加えていないか
  • 必要な余白が確保されているか
  • 最小サイズを下回っていないか
  • 利用目的に事前許可が必要ではないか

SNSロゴに関するよくある質問

Q.SNSのロゴは無料で使えますか?

SNSによって条件が異なります。公式データをダウンロードできる場合でも、すべての用途で自由に利用できるとは限りません。利用目的ごとに公式ブランドガイドラインを確認してください。

Q.Google画像検索で見つけたロゴを使っても問題ありませんか?

推奨されません。古いロゴや第三者が加工した画像が含まれている可能性があるため、各SNSの公式ブランドページから配布されているデータを使用するのが基本です。

Q.ロゴの色を自社サイトに合わせて変えてもよいですか?

SNSによって認められている色が定められています。独自のブランドカラーに変更する前に、必ず対象SNSのカラーガイドラインを確認しましょう。

Q.SNSロゴのサイズは自由ですか?

自由ではない場合があります。YouTubeやLinkedIn、LINEなど、最小サイズや表示ルールを設定しているサービスがあります。小さなフッターや名刺で使用するときは特に確認が必要です。

Q.古いTwitterの鳥のロゴは使えますか?

新しい制作物でXを表す目的で使用する場合は、現在Xが公式に提供しているブランドアセットを確認するのが適切です。過去に保存した旧ロゴをそのまま流用しないようにしましょう。

Q.SNS投稿をスクリーンショットしてWebサイトに載せてもよいですか?

投稿内容や使用目的によって確認すべき権利やルールが異なります。SNSが公式の埋め込み機能を提供している場合は、公式の方法を利用することで、投稿の表示形式を保ちやすくなります。投稿内に第三者の写真・映像などが含まれる場合は、それらの権利についても別途確認が必要です。

SNSロゴは「公式データをそのまま使う」が基本

SNSロゴは、サービスへのリンクを分かりやすく示したり、運営している公式アカウントを伝えたりするうえで便利な要素です。 一方で、それぞれのSNSが管理するブランド資産でもあるため、一般的なデザイン素材と同じ感覚で自由に加工することはできません。

基本となるのは、公式ブランドページから現在のロゴデータを取得し、色・形・余白・サイズなどのルールを守って使用することです。 特に広告やキャンペーン、商品、映像などに利用する場合は、通常のWebサイト掲載とは異なる条件が設定されていないか確認する必要があります。

SNSはサービス名称やロゴ、ブランドガイドラインが更新されることがあります。 一度確認して終わりにするのではなく、新しい制作物を作るタイミングで公式情報を確認する運用にしておくと、古いロゴや誤ったブランド表現を使い続けるリスクを抑えられます。

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